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散撮(9) 【季節の花散撮】

都会で見つけた自然、都会ならではの風景をお届けします。


春知らせの花がそこここに。。。

公園に近づくと花の香り。香りに誘われるとそこには今年も、ロウバイ(蝋梅)の花が咲いていた。
文字通り、蝋細工のような花。春の知らせの花の一つ。
細かく言うと写真は、花全体が黄色なので「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」という種。ただの「蝋梅」は、花の中心部が暗い紫茶色をしている。
蠟燭には西洋蠟燭と和蠟燭とある。「蠟」が虫偏なのは、蜜蜂の巣を加熱圧搾法で作られる蝋を「蜜蝋」といい、中世ヨーロッパでは蠟燭の原料だったというから、そのあたりからの漢字かな。








公園で、マンサクの花を発見。名前が「まず咲く」から来たとのことだから、これが咲き始めれば春は近い(「まず咲く」が「まんさく」に変化。漢字は「豊年満作」に掛けたもの…という説がある)








「アセビ」が満開だった。アセビを「馬酔木」と書くのは、馬が食べると苦しんで脚がふらつき酔ったように見えるからという…。
山好きな知り合いから、丹沢のほうにアセビ林があるいう話を聞いたことがある。丹沢というと思い出すのは鹿だ。植物を食害する鹿も、アセビは食べない(ちゃんと彼らは知っているんだね)ので、アセビが残り繁茂しているらしい。そこでは、樹高が4~5メートルになっているという。最初にここが知られたら「鹿酔木」という名前になったのかもね。













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